介護ベッドのメンテナンス方法|清掃・点検の頻度と施設で使えるチェックリスト

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介護ベッドのメンテナンスは、日常の清掃と安全確認、機種の取扱説明書に沿った定期点検が基本です。現場でできる手入れを続け、異音やコードの傷などがあれば専門の窓口へ相談します。

中古介護ベッドの販売・整備を行う「介護ベッドの森 のぞみ」が、介護施設・医療施設のご担当者様に向けて、手入れの方法と頻度、点検項目、複数台を管理するポイントを解説します。

介護ベッドのメンテナンスはいつ行う?頻度と作業の分け方

日々の介助やベッドメイキングでは汚れと安全性を確認し、定期点検は機種ごとの周期で行います。施設では次のように分けておくと、担当と実施時期を決めやすくなります。

区分行う場面・時期主な内容
清掃日常の衛生管理に組み込み、汚れが付いたときにも対応フレーム・手すり等の清拭、プラグ周辺のほこり除去
日常確認介助・ベッドメイキングなどの使用時コードの挟まり、固定状態、動きや音の変化の確認
定期点検取扱説明書で指定された周期各部の緩み・破損・動作など、機種別の点検項目の確認

例えばパラマウントベッド「楽匠S」の取扱説明書では、年に1回の定期点検が案内されています。ただし、全機種共通の周期ではありません。使用中のベッドの説明書を確認し、レンタル品は契約先に点検時期と内容を確認してください。

移設後、部品交換後、利用者様が替わるときも、固定状態や付属品の組み合わせを確認します。異常がある場合は、次回の定期点検を待たずに対応しましょう。

参考:パラマウントベッド「楽匠S」取扱説明書

介護ベッドの日常のお手入れ方法

清掃前に電源と作業場所の安全を確保する

利用者様の安全と作業場所を確保し、誤操作による挟まれを防ぐため、説明書に従って電源プラグを抜いてから清掃します。医療機器やエアマットレスの電源と取り違えないようにしてください。

本体へ水をかけたり、リモコン・電装部分へ洗浄液を直接吹き付けたりしないでください。ベッドの下へ潜り込むなど、無理な姿勢での清掃も避けます。

フレーム・手すりは清拭し、洗剤と水分を残さない

薄めた中性洗剤での清掃が認められている機種では、次の手順で汚れを落とします。

  1. 指定どおりに薄めた洗剤を含ませ、よく絞った布で拭く。
  2. 水を含ませてよく絞った布で、洗剤を拭き取る。
  3. 乾いた布で残った水分を拭き取る。
製品に合う洗剤で拭き、水拭きで洗剤を取り除き、乾拭きする清掃の3ステップ

手が触れる手すりやボードに加え、マットレス周辺のごみも確認しましょう。消毒が必要な場合は、施設の感染対策方針と製品の説明書に合う薬剤・濃度の両方を確認します。普段使うアルコールや次亜塩素酸ナトリウムでも、全ての部品に使えるとは限りません。

参考:パラマウントベッド「楽匠プラス」取扱説明書(日常のお手入れ)

プラグのほこりを取り、マットレスは専用の説明書で確認する

電源プラグのほこりは、電源を安全に外して乾いた布などで除去します。ほこりと湿気は発火の原因になるおそれがあります。コードの傷や挟まりも見える範囲で確認し、損傷がある場合は使い続けないでください。

マットレスは本体とは別に、カバーの洗濯可否、使える消毒剤、乾燥方法を確認します。全製品を一律に水洗い・天日干しせず、マットレス自体の説明書に従ってください。

参考:パラマウントベッド「楽匠」取扱説明書(電源コード・プラグ等の注意事項)

介護ベッドの日常点検チェックリスト

以下は、施設で確認項目を整理するための例です。機種別の点検表に代わるものではありません。該当する機能・部品があるかを確認し、取扱説明書の項目を加えて使用してください。

確認する場所チェックすること
電源プラグ・コード傷・変形・焦げ跡・ほこり、踏みつけや可動部への挟まりがないか
リモコン外装の割れ、コードの傷、普段と違う表示がないか
背上げ・高さ調整等通常の操作時に異音、引っ掛かり、予期しない動きがないか
フレーム・ボード変形、ひび、外れ、以前と違うガタつきがないか
サイドレール・ベッド用グリップ適合する製品か、固定やロックに問題がないか、危険な隙間がないか
キャスター・設置状態キャスター付き機種の固定、床の状態、周囲の障害物に問題がないか
マットレス・周辺ずれ、破れ、汚れ、コードや寝具の巻き込みがないか

サイドレールやマットレスは、同じメーカーでも全てのベッドに適合するわけではありません。別のベッドへ付属品を移すときやマットレスを替えるときは、型番ごとの適合と隙間を確認します。隙間に物を詰めて対処を終わらせず、販売店等へ相談してください。

参考:医療・介護ベッド安全普及協議会「医療・介護ベッド安全点検チェック表」

どこまで自分でできる?異常時は専門窓口へ相談する

現場で行うのは、説明書で使用者に認められた清掃・確認・調整までです。原因不明のきしみ音に対する増し締めや注油、モーター・制御部分の分解、断線の補修は自己判断で行わないでください。

発煙・焦げ臭さ・水濡れ・コードの損傷・予期しない動きがある場合は、再操作せず使用を中止します。利用者様の安全を確保し、施設内の担当者と移乗先などを相談してください。濡れた部分や損傷箇所には触れず、無理に電源を外そうとしないことも大切です。

点検・修理の相談先は、購入品なら購入した販売店、レンタル品なら契約先の貸与事業者が基本です。購入先が不明ならメーカーの公式窓口へ確認します。詳しい初動や費用の確認項目は、介護ベッドの修理先・費用・買い替えの判断を解説した記事をご覧ください。

当店購入ベッドの不具合・中古ベッドへの入れ替えのご相談

レンタル品の不具合は、契約先の福祉用具貸与事業者へご連絡ください。

中古介護ベッドを複数台使う施設の管理ポイント

納品時の整備内容と、ベッドごとの点検履歴を残す

中古ベッドの購入時は、清掃・動作確認・必要な修理の内容、付属品の適合、説明書、購入後の相談先を確認しましょう。納品前に整備されていても、使用開始後の清掃や点検は必要です。点検周期は中古・新品の区別だけで決めず、機種と使用状況、整備履歴をもとに確認します。

施設では部屋番号とは別にベッドごとの管理番号を付け、次の情報を残すと、移設や交代勤務でも引き継ぎやすくなります。

  • メーカー・機種、付属品の型番、購入先、納品日、保証条件
  • 点検日・担当者・結果、不具合への対応状況、次回点検予定

異常があったベッドは使用停止中と分かる表示をし、連絡先と対応状況、使用再開の判断を共有します。移設を伴う場合は、介護ベッドの運び方と再設置後の確認事項もご確認ください。

異常時は安全確保・使用停止、購入先等への相談、対応状況の共有へ進み、管理番号ごとに記録する流れ

専門点検の依頼は台数・作業範囲・費用をそろえて確認する

機種が混在する施設では、管理台帳をもとに対象機種・台数・設置場所・現在の不具合を伝えます。見積もりでは点検料、出張費、調整・部品交換の費用に加え、追加修理の扱いと作業中に使えない台数を確認しましょう。料金や対応範囲は依頼先と作業内容によって異なります。

介護ベッドの森 のぞみの整備と購入後のサポート

介護ベッドの森 のぞみでは、仕入れた中古ベッドを選別し、自社工場で点検、必要な修理・部品交換、清掃・消毒、動作テストを行っています。納品前の工程は、中古介護ベッドの品質管理・整備のポイントでご紹介しています。

当店購入品は納品後6ヶ月の保証を設け、自然故障による動作不良を対象としています。物理的な破損・ケーブル断線は期間内でも有償修理です。購入後の不具合は症状や写真等で状況を確認し、対応をご案内します。詳細は介護施設・医療関係者様向けのご案内をご確認ください。定期点検の依頼可否や費用は個別の確認が必要です。

まとめ:日常の手入れ・点検・記録を施設の運用に組み込む

介護ベッドは、製品に合った清掃と日常確認を続け、機種ごとの周期で定期点検を行いましょう。異常があれば使用を中止して専門窓口へつなぎます。施設では購入時の整備内容とその後の点検履歴を管理番号ごとに残し、担当者が替わっても確認を引き継げる体制を整えることが大切です。

介護施設・医療施設のご担当者様へ

介護ベッドの不具合・入れ替えは
お電話・LINEでご相談ください

当店で購入したベッドの不具合や、中古介護ベッドへの入れ替えについてご相談いただけます。メーカー・型番・症状・台数など、分かる範囲の情報をお知らせください。

対応の可否・費用・日程は、機種や症状などを確認したうえでご案内します。レンタル品の不具合は、契約先の福祉用具貸与事業者へご連絡ください。

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